僕の社会人アメフトのこれまでとこれから。
11/23をもって、社会人アメフトの今シーズンの試合が全て終了しました!
自分にとって2019年は「変化の年」と掲げていました。
そして、大きな目標だった
・会社をやめる
・好きなことを仕事にする
・パワーリフティングの大会に出る
・アメフトを本気でやる
をなんとか全て達成できた。と今は言えます。
今回はアメフトについて書いていこうと思います。
(他の項目に関しては別記事に書いています。)
社会人アメフトチームX2「西宮ブルーインズ」というチームに入って今年で3年目でした。
遡ること2年。
1年目は、友達に「お前なら絶対活躍できる!」と言われてまんまと練習見学に行くと、コーチに「来週人足りないから試合出てくれ!」と言われ急遽試合に行くことになりました。
(試合の日は合コンが入っていたので、かなり迷ったけどギリギリアメフトが勝って合コンには遅刻して行った記憶があります。)
その試合でたまたまタッチダウンをして気持ち良くなり、勢いで入部しました。
(合コンでは活躍できなかったのは言うまでもありません。)
当時は戦力も充実しており、優勝候補チームのうちの1つだったと思います。
強豪校出身の選手も多くびびってましたが、よく出番をもらうことができて楽しかったのを覚えています。
知り合いは元々ほとんどいなかったので孤独でしたが、当時の主将が仲良くしてくれたりなどで少しずつチームに馴染めました。
いいチームやなと本気で思ってました。
純粋に勝ちたいと思ってました。
そして秋シーズン、全勝同士で迎えた優勝決定戦でサイドワインダーズに敗北しました。
チームのみんなはこの試合に懸けていた想いが相当強く、監督、コーチ、選手たちは泣き崩れていました。
そんな中、自分は涙を流せませんでした。
前日のミーティングは会社の飲み会を抜けて出席したし、当日はめちゃくちゃ緊張しました。
自分では本気のつもりでした。
それでも懸けていた想いが足りなかった。
周りとの温度差を感じてしまいました。
2年目もなんとなくそのままアメフトを続けました。
少し慣れてきたこともあり、私用で練習を休むことが増えました。
幹部が頑張ったらいいと正直思っていました。
春シーズンはあまりチームの人とコミュニケーションを取っていませんでした。
夏の合宿のときに監督に「今のお前の幹部からの評価は相当悪いぞ。そろそろ何か変えないと秋に使ってやれなくなる。頑張ってくれ」と直々に言われました。
これには相当ショックを受けました。
でも単純に、大した活躍もせずミスも多く、練習出席率も悪い奴を使おうと思うか?と聞かれると答えはノーですよね。
実力もないのに舐めてたなー。と本気で反省しました。
監督は日ごろから仲良くしてくれていたのに、こんなことを言わせるまで自分で気付かなくて本気で申し訳なかったです。
かなり言いづらかったと思いますが、心に刺さることを言ってくれました。
そこからは頑張ったのですが、秋シーズンの山場は初戦の福岡サンズ戦でした。
信頼を取り戻すには時間が短すぎました。
自分はほとんど試合に出してもらえませんでした。
そして試合も負け。
そこでも、この試合のために本気で懸けてきた選手たちは泣き崩れますが、自分はまたしても涙も出ず。
試合に出てないので、悔しいという土俵にも立てていませんでした。
虚しかったですね。
そのシーズンは、2戦目で他の選手の怪我をきっかけに試合に出てそれなりに活躍し、それなりに信頼を取り戻すことができましたが、不完全燃焼でした。
楽しかったですが。笑
3年目は正直、続けないという選択肢もありました。
メンバーはどんどん仲良くなっていたのでチームへの愛着もあって楽しいのですが、自分の実力ではあまり活躍できるイメージがありませんでした。
元々自分をチームに誘った友達が転勤でチームを去ることになったというのも大きかったです。
そんな中途半端な気持ちで毎週末を捧げるのはどうかと思ってたわけです。
それでも新主将に来年もお願いしますと言われ、なんとなくチームに残りました。
3年目はチームが始動するとき、転勤や移籍の関係で大幅に人数が減っていました。
主力が抜け、QBもいない。そんな状況でどうやって去年以上のチームを作るんやと考えると不安しかありませんでした。
でもTwitterに「もう1年だけアメフトをやる」と書き、最後の年にするという覚悟を決めて新チームを作っていきました。
自身も春シーズン前から公園で走り込みをしました。活躍するイメージを作ってました。
しかし、春の初戦は勝つどころか、試合をするメンバーすら足りない状況。
まずはリクルートを本気でやることからスタートしました。
高校の同期、大学の同期、先輩後輩、大学のときのライバル。
思いつく限りのメンバーを誘い、とりあえずは助っ人という形で多くの選手が名古屋まで試合に来てくれました。
特に大学の同期のQBを誘うときは、QBクラブの中で2時間ぐらい説得して防具を買わせ、4年ぶりにアメフトをさせました。笑
他のチームと迷ってるやつに鬼電して勧誘したのも良い思い出です。
岡山や福井からわざわざ来てくれたやつもいました。
これでやっと試合ができる。
本気で選手たちに感謝しながら迎えた初戦は、名古屋サイクロンズに3-0で負け。
このときは寄せ集めメンバーでしたが、みんなが入ってくれたら絶対いいチームを作れると確信しました。
そして何より彼らともう一度いっしょにアメフトできることが最高に楽しかったです。
そのへんで謎の正義感
「俺が無理言って誘ったからには絶対楽しいアメフトをしてほしい。少なくとも俺は本気でやらなあかん」
という自覚が目覚めました。
社会人3年目にしてこのレベルってのがダサいですが。笑
最後の挑戦でした!
まあ、本気でやると決めたからポジションやキックのリーダー職に就いたし、筋トレ本気でやるためにパワーリフティング始めたし、後戻りできない状況はつくることができました。
日曜に予定入れることはやめて、どれだけ土曜に飲んだとしても必ず毎週練習に行きました。
遊びの予定を優先してた1年前の自分と比べると本気度の差は歴然でした。
正直、自分が上手くなる感覚をこの歳で感じられて毎週すごく楽しかったので全然苦じゃなかったですね。
それでも思うようにはいかず、、、
秋シーズンはめちゃくちゃ楽しみにしてましたが、初戦から地獄。
初戦は絶対勝てると思った相手に引き分け。
2戦目は、優勝候補にボロ負け。
かなりチームとしてやばい状況でした。
それでも士気を上げてやってくれた幹部たちには本当に感謝してます。
3戦目に初めて勝利することができましたが
4戦目は残り12秒で逆転負け。
言葉が出なくなりましたが、この負けを機にチームがもう一度ひとつになった気がします。
「下の入替戦に行きたくない」
というダサい想いでしたが、みんなが最終戦に対して本気になれたと思います。
そして最終戦は、16-7で勝ちました。
個人としてもチームとしても最高の出来だったと思います。
3.4.5戦目、全て泣きました。
ホッとした、悔しい、嬉しいなど、涙の意味はそれぞれ違いますが、やっと感情を爆発させることができました。
やっとこのチームで泣くことができたなと思いました。だからなんだというとこではありますが。笑
特に最終戦のサイドワインダーズは、春に何もできず負けた相手だったので今回リベンジを果たせて本気で嬉しかったです。
DLユニットにも、頼りないリーダーでしたが1年間ありがとうという感謝しかないです。
社会人アメフトはモチベーションを保つ難しさが醍醐味だと思っています。
自分の1〜3年目でもこれだけ想いが変わってきたので、人それぞれ続ける理由は違うと思います。
本気で勝ちたい人、ただ楽しいからやる人、熱くなりたいからやる人、モテたいからやる人、運動がてらやる人、仲良い人がいるからやる人、などなど
それぞれ色々な方向性の中で、全員で強くなっていくのはまじで難しいです。
これについては統一する必要はないかもしれません。まとめるのはまじむずすぎやと思います。笑
練習にはできるだけ来てほしいけど、社会人なので仕事が忙しいのは当たり前。じゃあどうするか?
全く練習には来れないけど実力あるやつを出すのか?普段から練習に来てるけど上手くないやつを出すのか?
結論出ないのでまた考えます。永遠の課題。
あ、今年で最後宣言はしてましたが、普通に撤回して来年もやります。
自分が誘って入ってくれたやつが既に来年へのやる気を見せてくれてるのを見ると負けてられません。
もう4年目です。
今年は周りのおかげで、自分が上手くなることに専念できたので、来年はチーム全体を見られるように頑張ります。
次のステップアップですね。
必ず良いチームつくります。
早くから動いていきます。
あともうひとつ、今まで(大学時代も含めて)自分の試合に人を呼んだことはあまりなかったのですが、今年はいっぱい呼べました!
これも、良い試合を見せれるという自信があったからです。
観に来てくれる人に事前に試合の前評判、見どころなどを伝えて、思いっきり楽しんでもらうことを念頭においてました!
観に来てくれた人たち、本当にありがとうございました。
来年はもっと良いチームつくって、もっと自分の本気の姿を見てもらえるように頑張ります。
もっとかっこいい姿を見せます!
ただの社会人チームでのアメフトやけど、この1年で学べたことは相当でかいです。
来年は、これを読んでいるあなたも一緒アメフトやりましょう!
力を貸してください!
絶対楽しいです。お約束します。
自分は今年、1歩踏み出すことで人生が大きく変わりました。
このシーン大好き。
勇気を出して1歩踏み出してみましょう。
お手伝いは必ずします。
そんなこんなで、2019年はかなり良い年にできました。
まだ終わってないので、残り1ヶ月ちょい、全力で駆け抜けます!!!
仕事もダイエットも頑張りましょう!!!
電気屋さん#6